ツールバーファイルの作成とNXの設定

ツールバー定義ファイルを作成し、NX起動時に定義ファイルを読み込むようにすると、自動的にツールバーを表示することができます。

  1. ツールバー定義ファイル
    以下の内容をメモ帳に書き、拡張子をtbrにして保存します。(例:nxgate1.tbr)
    ファイルの保存先は環境に合わせて変更してください。
    一応アップしておきました→nxgate1.tbr 
    TITLE NXGate ツールバー
    VERSION 170
    DOCK TOP

    BUTTON NXGate-csv2Part
    LABEL  CSVからパートを作成
    BITMAP C:\nxgate\image\nxgatecsv2prt.bmp
    ACTION C:\nxgate\nxGateCreatePart_csv.vb
    必ず守ること
    1 拡張子はtbrとすること(例:nxgate1.tbr)
    2 ファイル名に日本語(2バイト文字)を使用しないこと

  2. 保存先
    ここでは、C:\nxgate\startup\nxgate1.tbrとします。
    C:\nxgateというフォルダとnxgate1.tbrというファイル名は、半角英数であればなんでも構いませんが、必ず、startupというフォルダを作り、そこに保存してください。
    tbrf1 

    必ず守ること
    1 startupというフォルダに保存すること(例:C:\nxgate\startup) 
    2 パスの中に日本語(2バイト文字)は入れないこと

  3. NX起動時の読込設定
    以下のファイルをメモ帳で開きます。
    NXインストールフォルダ\UGII\menus\custom_dirs.dat 
    tbrf2  

    ファイルの一番下にtbrを保存したstartupフォルダの一つ上のフォルダ名を書き込みます。
    初書き込みであれば、こんな感じになります。
    ………
    #  Customers should feel free to edit this file.
    #
    ####################################################################
    #
    # Customer modifications can follow on here
    #
    #
    # NXGateカスタム保存先
    C:\nxgate
    更に画像では、こんな感じになります。
    # NXGateカスタム保存先 、という一行は、ただ書いてみたかっただけです。あってもなくても動作に関係はありません。
    tbrf3 

上記の設定をしてNXを起動すると、あら不思議!自動的にカスタムツールバーが表示されるはずです。

この方法の良いところは、ツールバー定義ファイルとコマンドの実体であるジャーナルファイルをネットワーク上の共有フォルダに置いておけば、端末が何台あっても共有ファイル変更→全端末のツールバー/コマンドが同時変更、となるところです。

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